1~いかん
「名(ーの)」+いかん~がどのようであるか?~によって?~次第で
主に改まった場面で用いられる
「いかんともしがたい」<残念だがどうにもできない>
「いかんせん」<残念だが(どうにもしようがない)>
2~いかんによらず/~いかんにかかわらず/
~いかんを問わず
「名ーの」+いかんによらず/いかんにかか
わらず/いかんを問わず~がどうのようであるかに関係なく
主に改まった場面で用いられる
3~(よ)うが/~(よ)うと
「動ー意向形」/「い形ーかろう」/「な形ーだろ
う」+が/と~しても?~でも
4~(よ)うが~まいが/~(よ)うと~まいと
「動ー意向形」+が/と+「動ー辞書形」+ま
いが/まいと~しても~しなくても
同じ動詞を二度繰り返して使う。Ⅱグループ
またはⅢグループの動詞
の場合は「~まいが」の前には「ない形」も使
われる。
5~(よ)うにも~ない
「動ー意向形」+にも+「動ーない形」+ない~しようとしてもできない?~したいのにできない
同じ動詞を二度繰り返して使う場合、後ろの動詞は可
能を表す動詞が使われる。
6~かぎりだ
「い形ーい」/「な形ーな」/「名ーの」+かぎり
だとても~だ?たいへん~だ
「~かぎりだ」の前には、上記の例のほかに次のような
感情を表す形容詞
がくることが多い。
「喜ばしい」「腹立たしい」「嘆かわしい」「心強い」「うらや
ましい」など
7~がてら
「動ーます形」/「名」+がてら~のついでに
8~が早いか
「動ー辞書形/た形」+が早いか~とすぐに
続けてすぐに後の動作をする、あるいはその瞬間に何
かが起こる様子を表す。
9~きらいがある
「動ー辞書形」/「名ーの」+きらいがある~傾向がある
悪い内容を表すことが多い。
10~ずにはすまない
「動ーない形」+ずにはすまない~しないままでは許されない?~しないでは事が終らない
「する」は「せずにはすまない」となる。自分の義務感や、周囲の状況、社会的な常識などから考えて、
何かしなければ許されない、あるいは物事が解決しないという時の表現。
11~(で)すら
「名(ーで)」+すら~さえ
強調の表現
12~そばから
「動ー辞書形/た形」+そばから~とすぐに
次々に同じことを繰り返している様子を表す。
13ただ~のみ
ただ+「動ー辞書形」/「い形ーい」/「名」+の
み~だけ
14ただ~のみならず
ただ+「動?い形?な形?名」の普通形+のみ
ならず~だけではなく
「な形」の「だ」は「である」になる。「名」の「だ」はつかないか、「である」になる。文語体。「AのみならずB(まで)(も)」の形でも用いられ、「ただ」がつくと、
より強調される。A、Bには対照的、並立的あるいは類似の内容がくる。
15~たところで
「動ーた形」+ところで~ても
逆接の仮定表現。仮定した内容が無駄なこと、役に立
たないこと、予期に反することや、
結果にあまり影響を及ぼさないことになるという話し手
の判断を表す。
16~っぱなし
「動ーます形」+っぱなし~たまま
自動詞の場合は「~たまま変化がない」。他動詞の場
合は「~たままそのあと何もしない」と、
話し手の不満や非難の気持ちを含むことが多い。
17
~であれ/~である~であれ
「名」+であれ/「名」+であれ+「名」+であ
れ~でも/~でも~でも
「AであれBであれ」の場合、AとBには対照的、並立的
あるいは類似の内容がくる。
18~てからというもの
「動ーて形」+からというもの~てから後はずっと
「AてからというものB」はAがあってその後、それが原
因でずっとBのようになっていることを表す。
19~ではあるまいし/~じゃあるまいし
「動ーます形/た形+の/ん」/「名」+ではあ
るまいし/じゃあるまいし~ではないのだから
「~じゃないのだから」は話し言葉。
20~とあって
「動?い形?な形?名」の普通形+とあって~ので
「な形」と「名」の「だ」はつかないことが多い。
21~とあれば
「動?い形?な形?名」の普通形+とあれば~なら
「な形」と「名」の「だ」はつかないことが多い。
22~といい~といい
「名」+といい+「名」+といい~も~も
「AといいBといい」の形で、A、Bには対照的、並立的あ
るいは類似の内容を例示する。
「AといわずBといわず」<AもBも(さらに全体が、その
状態になっている。)>
23~といえども
「動?い形?な形?名」の普通形+といえども~けれども?~ても
「な形」と「名」の「だ」はつかないことが多い。文語体の逆接の表現。「いかに~といえども」や「たとえ~といえども」のような形をとると、
特別な、あるいは極端な内容を強調する表現となる。「老いたりといえども」<文語体で「年をとっているけれども」の意味。>
24~と思いきや
「動?い形?な形?名」の普通形+と思いきや~と思ったけれども
「な形」と「名」の「だ」はつかないことが多い。文語体。結果が思っていた内容に反する時に用いる。
25~ときたら
「名」+ときたら~は
特に話題に取り上げる時の表現。後ろの分に否定的、
非難の内容がくることが多い。
26~ところを
「動ー辞書形/た形」/「い形ーい」/「な形ーな
」/「名」+ところを~時(なの)に?~状況(なの)に
27~としたところで/~としたって/~にしたとこ
ろで/~にしたって
「動?い形?な形?名」の普通形+としたところ
で/としたって/にしたところで/にしたって~としても?~にしても
「な形」と「名」の「だ」はつかないことが多い。
立場や条件を考える時の表現。「~としたところで」など
の後ろにくる内容は
否定的なものであることが多い。
「~したって」は話し言葉。
28~とはいえ
「動?い形?な形?名」の普通形+とはいえ~といっても?~でも
「な形」と「名」の「だ」はつかないことが多い。「AとはいえB」は「Aは事実だが、しかし実際はB」の意味。
29~とばかりに
「動ー普通形/命令形」/「い形?な形?名」の
普通形+とばかりにいかにも~というように
「な形」と「名」の「だ」はつかないことが多い。
「~と言わんばかりに」<いかにも~と言いたそうに(~
とは言わないが、
言いたい気持ちが後の態度や様子に表れている。)>30~ないではすまない
「動ーない形」+ないではすまない~ないままでは許されない?~ないでは終らない
本人の義務感や周囲の状況、社会的な常識などから、
何かしなければ許されない、
あるいは物事が解決しないという時の表現。
31~ながらも
「動ーます形/ない形ーない」/「い形ーい」/「
な形ー?」/「名」+ながらも~けれども
32~なり
「動ー辞書形」+なり~とすぐ
続いてすぐに後の動作をする時の表現。
33~なりに/~なりの「動?い形?な形?名」の普通形+なりに/なり
の~に忚じて?~にふさわしく
「な形」と「名」の「だ」はつかない。「~なりに」の後ろには動詞?形容詞?副詞が、「~なりの」の後ろには名詞が来る。
34~にあって
「名」+にあって
~に?~で時、機会、場所、状況、場合などをとりたてて示す固い表現。35~に至る/~に至るまで/~に至って(は)/
~に至っても
「動ー辞書形」/「名」+に至る/に至るまで/
に至って(は)/に至っても~になる/~になるまで/~になって(は)/~になっても
行き着く先、結果、範囲などを示す。
「ことここに至っては」<こうなってしまっては>
36~にかかわる
「名」+にかかわる~に関係する?~に影響を及ぼす
「~」の部分には、大切なことや重大な内容がくることが
多い。
37~にたえない
「動ー辞書形」+にたえない~をがなんできない
「名」+にたえない~をとても強く感じる
38~にたえる
「動ー辞書形」/「名」+にたえる
どうにか~に値する?どうにか~することができる
39~はおろか
「名」+はおろか~はもちろん
普通「AはおろかBも/さえ/まで」のように強調して表現
されることが多い。
AとBは比べることが出来る内容で、程度や価値に差が
ある。
文全体は否定的な内容となることが多い。その場合は
、Aの方が程度や価値が高い。
40~までもない/~までもなく
「動ー辞書形」+までもない/までもなく~する必要はない「言うまでもない/言うまでもなく」<言う必要のないのは
もちろんのこと。
当然、当たりまえの気持ちを表す。>
「~までもない」は文末に使われるか、あるいは後ろに
名詞がくる。
「~までもなく」の後ろには動詞?形容詞?副詞がくる。
41~まみれ
「名」+まみれ~がたくさんくっついている
表面全体に何かがくっついている状態。汚いものやよく
ないものの場合が多い。
42~ものを
「動?い形?な形」の名詞修飾型+ものを~のに
不満や後悔や残念な気持ちなどを表す。
「~ものを。」と、後ろの文が省略されることも多い。43~や/~や否や
「動ー辞書形」+や/や否や~とすぐに?~とほとんど同時に
続いてすぐに後の動作をする、あるいは何かが起こるこ
とを表す。
44
~ゆえ(に)/~ゆえの
「動?い形?な形?名」の名詞修飾型+ゆえ
(に)/ゆえの~のために?~だから
「な形」の「な」と「名」の「の」はつかないこと
がある。文語体。原因、理由の表現。
「~がゆえ」という形で使われることもある。
「~ゆえ(に)」の後ろには動詞?形容詞?副詞が、「~ゆ
えの」の後ろには名詞がくる。
「ゆえに」は接続詞として文頭に使うこともできる。
45~をかぎりに
「名」+をかぎりに~を最後として?~までで
「~をかぎりに/~の限り」<「精一杯、限界まで」の意
味で用いられる慣用的表現。>
46~んばかりだ/~んばかりに/~んばかりの
「動ーない形」+んばかりだ/んばかりに/ん
ばかりの今にも~しそう?まるで~しそうな様子
「~んばかりに」の後ろには動詞?形容詞?副詞が、「~
んばかりの」の後ろには名詞がくる。
47~が最後
「動ーた形」+が最後~たらそれっきり?いったん~たらそのまま
48~かたがた
「名」かたがた~を兼ねて
一つの行為が二つの目的のために行われる時の改ま
った表現。
49~かたわら
「動ー辞書形」/「名ーの」+かたわら~一方で
何か主なことをしているほかにもう一つのことを行って
いる状況を表す。
長い間続けていることに用いる場合が多い。
50~極まる/~極まりない
「な形ー?」+極まる/極まりない非常に~?とても~?この上なく~
話し手がそのことに対して強い感情を持っている時に用
いる。
51~ごとき/~ごとく
「動ー辞書形/た形」/「名ーの」+ごとき/ごと
く~ような/~ように
文語体のたとえの表現。
「名」+ごとき/ごとく~なんか?~など
否定的にとらえて表現する時に用いる。
「~ごとき」の後ろには名詞が、「~ごとく」の後ろには動
詞?形容詞?副詞がくる。
52~ことなしに
「動ー辞書形」+ことなしに~(し)ないで
53~ずくめ
「名」+ずくめ~ばかり
全部?全体がそればかりの状態であることを表す。54~ずにはおかない
「動ーない形」+ずにはおかない~ないでは許さない?~ないでは終らない
「する」は「せずにはおかない」となる。「必ずそうする」という意思や、「必ずそうなる」という状況を表す。
55~たりとも
「名」+たりとも~であっても
わずか、尐ない、小さい、弱いなどを強調する表現。
56~つ~つ
「動ーます形」+つ+「動ーます形」+つ~たり~たり
対照的な内容をもつ二つの動詞が用いられる。
「ためつがめつ」<様々な角度からよく見ながら>
57~といったら(ありはし)ない
「動ー辞書形」/「い形ーい」/「な形ー(だ)」/「
名ー(だ)」+といったら(ありはし)ないとても~だ
「動」と「名」はその内容が程度を表すことのできるものに限られる。話し言葉では「~といったらありゃしない」、「~ったら(ありゃし)ない」もよく使うが、
この場合はあまりよくない内容を表すことが多い。
58~とは
「動?い形?な形?名」の普通形+とは~なんて
「な形」と「名」の「だ」はつかないこともある。そのことを取りたてて強調する表現。
59~ともなく/~ともなしに
「動ー辞書形」+ともなく/ともなしにはっきりと意識せずに、その動作をしている時の表現。
前後に同じ動詞がくることが多い。
60~ともなると/~ともなれば
「動ー辞書形」/「名」+ともなると/ともなれば~になると/~になれば
61~ないまでも
「動ーない形」+ないまでも~ないにしても?~ないとしても
普通「AないまでもB」の形で、Aの方に程度が高い内
容がくる。
62~ないものでもない
「動ーない形」+ないものでもない~する可能性がある
確信はしていないが、~かもしれないという気持ちを表
す。
63
~ながらに
「動ーます形」/「名」+ながらに~(その状態の)ままで
動詞は「居る」「生まれる」「生きる」など、名詞は「涙」「
昔」「いつも」などの限られたものが使われ、
慣用的な表現が多い。
64~なくして(は)
「名」+なくして(は)~なしでは?~がなければ
仮定の表現。
65~なしに(は)
「名」+なしに(は)~をしないで?~がないままで
66~ならでは
「名」+ならでは~だけにある?~だけができる
よい内容を表すことが多い。「AならではBない」の形を
とる場合は、「AでなければBできない」の意味。
67~なり~なり
「動ー辞書形」/「名」+なり+「動ー辞書形」/
「名」+なり~でも~でも
普通「AなりBなり」の形で、A、Bには対照的、並立的
あるいは類似の内容を例示する。
68~に(は)あたらない
「動ー辞書形」/「名」+に(は)あたらない~に(は)適さない?~に(は)及ばない?~する必要はない
69
~に即して/~に即した
「名」+に即して/に即した~に従って?~に忚じて?~の通りに
「~に即して」の後ろには動詞?形容詞?副詞が、「~に
即した」の後ろには名詞がくる。
70~に足る
「動ー辞書形」/「名」+に足る~だけの価値がある
「名」は「~する」の形をとることのできるもの
に限られる。よい内容を表す。
「~に足らない/~に足りない」<~だけの価値がない?
~ほどのことはない>
71~にひきかえ
「動?い形?な形」の名詞修飾型+の/「名」+
にひきかえ~に比べると反対に
「名」と「な形」は「~である+の」の形をとるこ
ともある。
72~にもまして
「動?い形?な形」の名詞修飾型+の/「名」+
にもまして~よりもさらに
「な形」は「~である+の」の形をとることもある。「AにもましてB」は「Aもそうだがそれ以上にB」の意味。
73~ばこそ
「動ーば」/「い形ーければ」/「な形ーであれ
ば」/「名ーであれば」+こそ~からこそ
原因?理由の強調の表現。
74~ばそれまでだ
「動ーば」+それまでだ~ば、それで終わりだ
それ以上やりようがない、仕方がないという表現。
75~べからざる
「動ー辞書形」+べからざる~べきではない?~てはいけない?~のは適当でない「するべからざる」は「すべからざる」となるこ
ともある。「~べからざる」の後ろには名詞がくる。
76~べからず
「動ー辞書形」+べからざる~てはいけない
「するべからざる」は「すべからざる」となるこ
ともある。掲示?看板?立て札などに用いられる禁止の表現。
77~べく
「動ー辞書形」+べく~しようと思って
「するべく」は「すべく」となることもある。
78~まじき
「動ー辞書形」+まじき当然~てはいけない?~てはならない
「するまじき」は「すまじき」となることもある。「~まじき」の後ろには名詞がくる。
79~まで(のこと)だ
「動ー辞書形」+まで(のこと)だ~以外に方法がない
仕方がないからそうするという覚悟や決意を表す。
「動ー普通形」+まで(のこと)だただ~だけだ
ただそれだけの事情や理由であると説明したり、言い訳
したりする時の表現。
80~めく
「名」+めく~の様子である?~の様子になる?~のような感じがする
「~めく」はⅠグループの動詞と同様に活用する。
81~もさることながら
「名」+もさることながら~もそうだが、そればかりでなく
前のことももちろんだが、後に述べられることの方がも
っと度合いが強いということを表す。
82~をおいて
「名」+をおいて~のほかに
「~をおいて~ない」の形で使われることが多い。
83~を禁じ得ない
「名」+を禁じ得ない~をがまんできない?~しないではいられない
感情を表す内容の場合が多い。
84~をもって
「名」+をもって~で
手段?方法などを表す。
「名」+をもって~で
開始、終了、限界点などを明示する。あいさつなどに用
いられる固い表現。
85~をものともせずに
「名」+をものともせずに~を問題にしないで
障害になるようなものを乗り越えて何かを行うことを表
す。
普通、話し手以外のことについて述べる時に用いる。86~を余儀なくされる/~を余儀なくさせる
「名」+を余儀なくされる/を余儀なくさせる仕方がなく~される?~させられる/~させる
「余儀なくされる」は受け身、「余儀なくさせる」は使役の
内容を表す。
主に文章に用いられる固い表現。
87~をよそに
「名」+をよそに~をかえりみないで?~を関係ないものとして88~んがため(に)/~んがための
「動ーない形」+んがため(に)/んがための
~しようと思ってそのために「する」は「せんがため」となる。文語体の固い表現。
「~んがため(に)」の後ろには動詞?形容詞?副詞が、「
~んがための」の後ろには名詞がくる。
89~あっての
「名」+あっての~があるからこそ
普通「AあってのB」の形で用いられ、「Aがあるからこそ
Bの存在がある」の意味。
「命あっての物種」<何をしても、何か得られでも、命を
失っては何もならない。
90~からある/~からの
「名」+からある/からの~もある
大きさ、多い、重い、長いなどの内容を強調する表現。
具体的な数量を表す名詞とともに用いれる。
91~こととて
「動?い形?な形?名」の名詞修飾型+こととて~ので
動詞否定形の「~ない」は「~ぬ」になること
もある。原因?理由を表す。固い改まった言い方。
92~しまつだ
「動?い形?な形?名」の名詞修飾型+しまつ
だ~という結果になった
「この」「その」「あの」などとともに用いられる
ことも多い。悪い内容に使う。
93~だに
「動ー辞書形」+だに~だけでも
文語体。強調の表現。
「想像する」「思い出す」「考える」「思う」「聞く」「口に出
す」などの限られた動詞とともに用いられる。
「名」+だに~さえ
文語体。普通「~だに~しない」の形をとり、「~さえも
~しない」の意味。
「夢にだに思わなかった」<全く思わなかった>
94~たる
「名」+たる+「名」~である
話し手が、ある立場を取り上げ、それにふさわしくある
べきだという気持ち
を持っている時に用いる固い表現。
95~でなくてなんだろう/~でなくてなんであろ
う「名」+でなくてなんだろう/でなくてなんであ
ろう~以外のことやものだとは考えられない?絶対に~だ
話し手が強くそう思っている時の表現。
96~てやまない
「動ーて形」+てやまないとても~する
話し手が深く強くその気持ちを持っており、いつまでもそ
う思うということを表す時の表現。
「祈る」「願う」「期待する」などの動詞とともに用いられる
ことが多い。
97~と相まって
「名」+と相まって~と一緒になって
「AとB(と)が相まって」の形で用いられることも多い。A
とBとが一緒になって、
一層その状態や効果が出ていることを表す。
98~というところだ/~といったところだ
「動ー辞書形」/「名」+というところだ/といっ
たところだ大体~だ
多くても、あるいはよくてもそれくらいだという気持ちを表
す。
99~ないではおかない
「動ーない形」+ないではおかない半ば強制的に~させる?必ず~する
100~にかたくない
「動ー辞書形」/「名」+にかたくない簡単に~できる
「察する」「想像(する)」などの限られた言葉とともに慣
用的に用いれる。
101~にして
「名」+にして~だから?~でも
「~」の部分には話し手が、程度が高い、よいと思って
いるものがくる。
「~だから」の意味に用いる時は「~にしてはじめて」の
形をとることが多い。
「名」+にして~であって同時に
102~の至り
「名」+の至り非常に~
程度がとても激しいという気持ちを表す。慣用的な古い
表現。
「若気の至り」<若さのせいで無分別な言動をとってし
まうこと。>
103~の極み
「名」+の極み非常に~
「これ以上の~はない」というように、その程度が限度ま
でいっている状態を表す。
104ひとり~だけでなく/ひとり~のみならず
ひとり+「動?い形?な形」の名詞修飾型/「名
」+だけでなく/のみならずただ~だけではなく
「名」と「な形」は「~である」の形になることもある。普通「ひとりAだけでなくBも」の形で用いられ、「ただAだけではなくBも」の意味。
「~のみならず」に接続する場合、「な形」は「
~である」の形になる。「のみならず」は文語体。
105~を皮切りに(して)/~を皮切りとして
「動ー辞書形/た形」+の/「名」+を皮切りに~をはじめとして?~したことから始まって
その後に同じようなことが次々に行われる時の表現。
会社の発展は、社員の働きいかんにかかっている。
試験の結果いかんでは、卒業できないこともある。
助けてやりたい気持ちはやまやまだが、私の力ではいかんと
もしがたい。
新しいパソコンを購入したいのだが、いかんせん予算がない。国民の賛意のいかんにかかわらず、その法案は国会で可決
されるだろう。
理由のいかんによらず、殺人は許されないことだ。
国籍のいかんを問わず、採用試験を受けることのできる自治体が増えている。
周囲がいかに反対しようが、自分でやる決めたことは最後までやりぬくつもりだ。
どんなに入院費が高かろうが、支払わざるを得ない。
彼が政治家として有力だろうと、法を侵したからには逮捕されるのは当然のことだ。
昔の恋人が結婚しようとしまいと、今の私には関係ないことです。
雨が降ろうが降るまいが、私は出かけます。
頭が痛くて、起きようにも起きられなかった。
お金がなくて、新しいパソコンを買おうにも買わない。
会社をやめようにも次の仕事が見つからない。
山道で日が暮れて、心細いかぎりでした。
お祝いのパーティーに出席できないとは、残念なかぎりでございます。
みんなに入学を祝福されて、うれしさのかぎりだった。
お近くにお越しの折には、お遊びがてら、お寄りください。
散歩がてら、たばこを買って来よう。
私の顔を見るが早いに、彼は性急にしゃべり始めた。
地震だと叫ぶが早いか、子供たちは机の下にも潜り込んだ。ベルが鳴ったが早いか、生徒たちは教室を飛び出して行った。
彼は最近、どうも飲みすぎのきらいがある。
多くの中高年サラリーマンは仕事に追われて、健康管理を怠るきらいがあると言われている。
おわびのしるしに何かお贈りせずにはすまないでしょう。
部下の失敗に対して、上役は責任をとらずにはすまないものだ。
彼女は寝る時間すら惜しんで、研究に没頭している。
疲れて、立っていることすらできなかった。
そんな易しい漢字は、小学生ですら読める。
庭をきれいに掃く側から落ち葉が散っている。
聞いたそばから忘れてしまうなんて、我ながら情けない。
親友が転校してしまい、私の心にはただ寂しさのみが残った。今はただ事故にあった方々の無事を祈るのみです。
祖母にとっては、ただ苦しいのみの人生だったのだろうか。
彼女は、倒れていた老人をただ介抱したのみならず、家まで送り届けました。
富士山はただ高いのみならず、姿も美しいので、日本の象徴として愛されている。
彼はただ勇敢であるのみならず、優しい心の持ち主でもある。彼女はただ友人たちのみならず、先生方からも信頼されている。
今さらぐちをいったところで、どうにもならない。
約束の時間にこんなに遅れては、行ってみたところで、だれもいないだろう。
今回参加できなかったところで、また次回にチャンスがあるだろう。
新幹線が込んで、大阪から東京までずっと立ちっぱなしだった。
弟は何でもやりっぱなしで、いつも母に後始末をしてもらっている。
たとえ国王であれ、国民全てを従わせることができるわけではない。
何であれ、必要ならば買わなければならない。
正社員であれパートであれ、仕事に対する責任は変わりません。
娘が帰って来てからというもの、年老いた父親は見違えるほど元気になった。
水泳を習い始めてからというもの、冬でも風邪を引かなくなった。
幽霊が現れたんじゃあるまいし、そんな驚いた顔をするなよ。冬山登山をするのではあるまいし、大げさな格好は要りません。
子供ではあるまいし、暗い所が怖いなんて、おかしいですね。このホテルは交通の便がいいとあって、ビジネスマンの出張
によく使われる。
人気スターがやって来るとあって、大勢の人たちが持ち受けていた。
そのクイズは景品が豪華とあって、忚募が殺到している。
開店セールとあって、店内は押すな押すなのにぎわいだった。
家賃が安く、日当たりがよくて、その上静かとあれば、古いアパートでも借り手はあるだろう。
遠来の客が来るとあれば、腕をふるってご馳走をたくさん用意しよう。
だれも手伝ってくれないとあれば、私が一人でやるしかないだろう。
体が大きく、足腰が強いとあれば、ラグビー選手にはうってつけた。
子供のためとあれば、親は何をおいてもできる限りのことをするものです。
手といい足といい、引っかき傷だらけだった。
このドレス、色といいデザインといい、お客様によくお似合いですよ。
手といわず足といわず、引っかき傷だらけだった。
<手も足もさらに全身が引っかき傷だらけだった。>
いかに多忙といえども、健康管理を怠ってはならない。
近年、医学がめざましく進捗したといえども、病人の数は減尐傾向にはない。
たとえ外国人といてども、「郷に入っては郷に従え」のことわざ通りです。
老いたりといえども、まだまだ若い者には負けないつもりだ。前進を続けると思いきや、リーダーは退却の命令を発した。あわやアウトと思いきや、審判はセーフと宣した。
あいつときたら、いつも遅れて来るんだから。頭に来るよ。
隣の犬ときたら、人が通る度にキャンキャンほえて、うるさくてたまらない。
その試合は、もう尐しで終るところを、雨で中断された。
お忙しいところをおいでくださいまして、ありがとうございます。お休みのところをお邪魔いたしまして、申し訳ありません。
彼がどんなに歌が得意としたって、素人の域を出ていないと。
全員が参加するとしたところで、せいぜい30人位だ。
野党はその法案に反対しているが、野党にしたところで、ほかによい代案があるわけではない。
わたしにしたって、それについてはどうしていいかわからないんです。
幼いとはいえ、その子は自分なりに家の事情を理解している。向こうの言い分も分かったとはいえ、心から納得したわけではない。
春とはいえ、まだまだ寒い日が続いております。
彼は、私に早く帰れとばかりに、書類を片付けはじめた。
彼女が舞台に登場すると、客席から待っていたとばかりに大きな拍手が起こった。
彼女は、意外だとばかりに、口を開けたまま彼を見つめていた。
彼は、何も聞きたくないと言わんばかりに、ぷいと横を向いた。
この雰囲気では、会議は一荒れしないではすまないだろう。あんな高価な物を壊したのだから、弁償しないではすまない。
その職人は古い伝統を守りながらも、新しい工夫を重ねれいる。
うまくできないながらも、なんとか努力してみた。
「狭いながらも、楽しい我が家」と言うように、自分の家が一番ですね。
最近は小型ながらも、優れた機能を備えたパソコンが出回っている。
友人は部屋に入って来るなり、どっかりと腰をおろした。
父は深夜に帰宅した弟の顔を見るなり、怒鳴りつけた。
若者には若者なりの悩みがある。
収入が増えれば増えたなりに、支出も多くなっていく。
部屋が狭ければ狭いなりに、工夫して使っています。
子供は子供なりに、自分の世界をもっているものだ。
彼女は戦時中、思想統制下にあってなお、自由な精神を持ち続けた。
動物の世界にあっても、親子の情愛は変わらないものだ。
彼らの、結婚に至るまでのロマンスをお話ししましょう。
兄が起こした会社は発展を続け、海外に支店を出すに至った。
その若者は頭の先から足の先に至るまで、おしゃれをきめこんでいた。
自殺者が出るに至って始めて、いじめ問題の深刻さがマスコミに取り上げられるようになった。
大多数の住民が反対運動に参加するという事態に至っても、なお原子力発電所の建設計画は撤回されなかった。
ことここに至っては、手のほどこしようもない。
彼は交通事故で、命にかかわる大けがをしたそうだ。
負ければ大国の威信にかかわるとあって、無意味な戦いが続けられた。
ああいう陰口が聞くにたえません。
最近、見るにたえないほどひどい番組がある。
いろいろお世話になりまして、感謝にたいません。
事故にあった方々のことを思うと、同情の念にたえない。
趣味で始めた焼き物だが、ようやく市販するにたえる作品ができるようになった。
あの子は、大人の鑑賞にたえる絵を描く。
私は半年前に来日した時は、漢字はおろか平仮名も読めませんでした。
うちの弟は内気で、人前でスピーチはおろか簡単なあいさつさえできない。
そんな簡単な用事のために、わざわざ行くまでもない。
今さら注意するまでもなく、喫煙は健康に大きな害を及ぼします。
今さら言うまでもなく、学生の本分は勉強です。
どしゃ降りの中で試合が続き、選手たちは皆泥まみれだ。
車の下からはい出してきた修理工は、油まみれだった。
電話で話せば簡単なものを、彼はわざわざ本人に会いに出かけた。
早く言えばいいものを、何も言わないんだから。
僕に連絡してくれば、迎えに行ってあげたものを。
サイレンが聞こえるや否や、皆一斉に立ち上がった。
エレベーターのドアが開くや、猫が飛び出してきた。
ストリートチルドレンが殺害された事件は、貧しさゆえの悲劇だ。
動かぬ証拠があるゆえ、有罪が確定した。
我思う。ゆえに我在り。
その映画の上映は15日をかぎりに打ち切られることとなった。
今日を限りに、この学校ともお別れです。
ボートが沖へ流されてしまい、子供達は声をがきりに叫んでいる。
彼女にOKの返事をもらって、彼は、躍り上らんばかりの喜びようだ。
大風が吹いて、街路樹の枝が今にも折れんばかりだ。
恩師はわたしの手をとらんばかりにして、合格を祝してくださった。
うちの息子は寝入ったが最後、雷が鳴ろうが地震が起ころうが、絶対に目を覚まさない。
課長はカラオケが大好きで、マイクを握ったが最後、だれにも渡さない。
無事に卒業できたので、恩師に報告かたがた、手紙を書いた。
ごあいさつかたがた、お伺いしました。
私の母は自分が編み物を習うかたわら、人にも教えている。彼は銀行員としての仕事のかたわら、作曲もしていました。
信号を無視して突っ走るなんて、危険極まる行為だ。
優勝を逃して、残念極まりない。
前述したごとく、会議の日程が変更になりましたのでご注意ください。
その尐年は飛ぶがごとき勢いで、駆け去った。
良子は白百合のごとき乙女であった。
私ごとき未熟者にこんな大きな仕事ができるのかと心配です。
おれの気持ちが、お前ごときにわかるものか。
担当教師の許可を得ることなしに、履修科目の変更はできない。
よいお返事をいただくことなしに、帰るわけにはまいりません。試験には合格するし、恋人はできるし、いいことずくめですね。黒ずくめの男が、さっきから門の前に立っている。
彼女のスピーチは聞く者に感動を与えずにはおかなかった。そんなことをしてみろ。痛い目にあわせずにはおかないぞ。
あんなひどいことをされたのだから、仕返しをせずにはおかない。
世界平和会議では、小国たりとも平等に議決権を有している。もう時間がない。1分たりとも無駄にできない。
ラッシュアワーの車内で、乗客は押しつ押されつしている。
彼と私はもちつもたれつの関係です。
彼女はそのセーターをためつがめつ、買おうかどうしようかと迷っている。
一週間もお風呂に入らないんだもの、汚いといったらありゃしない。
このところ残業続きで疲れるといったらない。
飛行機の窓から見えたオーロラの美しさといったらなかった。コーヒー1杯で2,000円とは、いくらなんでも高すぎる。
こんな失敗をするとは、我ながら情けない。
もう4月だというのに、こんなに寒いとはね。
見るともなくぼんやり外を見ていたら、不意に大きなカラスが飛んできた。
寂しい夜は、だれかから電話がかかってくるのを持つともなしに待っている。
一人前の大人ともなれば、自分の言葉に責任を持たなければなりません。
急に外国へ行くともなると、準備が大変でしょう。
12月ともなると、街にはジングルベルのメロディーがあふれる。
彼が犯人だと断定できないまでも、いろいろと怪しいところがある。
結婚式には出席できないまでも、お祝いの電報くらいは打とう。
今からでも急げば、ひょっとして終電に間に合わないものでもない。
難しいけれど、何とか工夫すれば、できないものでもないだろう。
インターネットを活用すれば、居ながらにして世界中の情報を手に入れることが出来る。
その尐年は生まれながらに動物たちと心の交流ができる不思議な能力を備えていた。
薬害の被害者たちはこれまでの苦しい経験を涙ながらに語った。
監督の熱心な指導なくしては、今回の優勝はなかっただろう。人々の信頼なくして、リーダーの務めは果たせない。
ノックなしに私の部屋に入らないでください。
きちんとした手続きなしには入学することはできない。
こんな新しい発想はあのデザイナーならではのものです。
この味はおふくろの手作りならでは出せない味だ。
勉強ばかりしていないで、たまには外に遊びに行くなりスポーツをするなりして、気分転換をしたらどうですか。
ジュースなりコーラなり、お好きなものをどうぞ。
大口の寄付をしても、節税のためならば、その行為は賞賛にはあたらない。
彼の実力を考えると、今回の彼の受賞も驚くにあたらない。
実情に即した対忚策を検討致します。
違反者は、法律に即して処分されます。
危険をかえりみず乗客の生命を救った彼の行為は、称賛に足るものだ。
あの人は信頼するに足る人物だ。
宇宙の大きさを思うと、今の私の悩みなんて取るに足らないものだ。
厳冬期の登山でも、十分な準備をしていれば、危険など恐れるに足りないと思う。
先月は食料品の売上げが著しく伸びたのにひきかえ、衣料品の売上げが落ち込んだ。
前の作品にひきかえ、今度のは素晴らしいできだ。
去年の夏が猛暑であったのにひきかえ、今年は冷夏が心配されている。
通訳の試験に合格して、うれしいのにもまして、果たしてうまくやれるかどうか心配になってきた。
試合に勝ったのにもまして、全力を出しきれたことを誇りに思う。
以前にもまして、彼女はピアノの練習に励んでいます。
忙しければこそ、集中して、尐ない時間を有効に使えるのかもしれない。
優勝できたのは、チーム全員の協力あればことだ。
健康であればこそ、勉学やスポーツに熱中できるというものだ。
彼女が有能な教師であればこそ、学生も熱心に講義を開くのです。
どんなにいい機械があっても、使い方がわからなければそれまでだ。
長年勤めた会社だが、退職してしまえばそれまでだ。
成人指定映画は青尐年の見るべからざるものです。
口にすべからざることを言ってしまい、彼とは絶交状態になってしまった。
雑誌を立ち読みするべからず。
芝生に立ち入るべからず。
池の魚をとるべからず。
試験に合格すべく、皆一生懸命に勉強している。
恩師に会うべく、久しぶりに母校を訪れた。
多額の賄賂を受取るなど、大臣にあるまじき行為だ。
弱い者をいじめるなんて、許すまじきことです。
彼に断られればあきらめるしかない。他の人を探すまでのことだ。
留守なら仕方がない。ここで帰って来るのを待つまでだ。
大した間違いじゃないんだが、うちの経理係は書類の書き方にうるさいから、注意しているまでなんだ。
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そんな皮肉めいた言い方をしないでください。
野山が薄緑になり、すっかり春めいてきた。
両親の意向もさることながら、子供自身が有名校にあこがれている。
歌のうまさもさることながら、彼女はピアノの名手なんです。
この仕事を任せられるのは、あなたをおいては考えられない。彼をおいて議長適任者はいない。
行政の怠慢によって薬害の被害者が多く出たことに、怒りを禁じ得ない。
彼女の身の上話を聞いて、涙を禁じ得なかった。
彼は人一倍の努力をもって優勝カップを手にすることができた。
審査の結果は書面をもってお知らせします。
これをもちまして本日の披露宴をめでたくお開きとさせていただきます。
本日の営業は午後7時をもって終了致します。
度重なる失敗をものともせずに、宇宙開発計画が進められている。
エジソンは周囲の非難をものともせずに、実験を続けた。
貿易交渉の結果、A国はB国に関税の引下げを余儀なくさせた。
不況のため労働者は賃金カットを余儀なくされてしまった。
資金不足から、臨海開発計画は停滞を余儀なくされている。
不意に起こった雪崩が登山計画の中止を余儀なくさせだ。
留学をひかえ、周囲の心配をよそに、本人はのんきに構えている。
住民の不安をとそに、原子力発電所の建設工事が始まった。
試験に合格せんがため、この1年間努力を続けてきた。
弱肉強食は生物間のバランスを保たんがための自然界の法則だ。
長年の夢を実現させんがため、留学を決意した。
学生あっての教師ですね。逆に学生に教えられることも多いですよ。
日々の練習あっての勝利だ。
そんな危険なことをするものではない。命あっての物種だ。
その男は30キロからある荷物をひょいと肩に担いだ。
山道で長さ3メートルからある蛇に出くわした。
彼女は5億円からの遺産を相続したそうだ。
引っ越してきたばかりで、辺りの様子もわからないこととて、どうぞよろしくお願い致します。
何も知らぬこととて、失礼を致しました。
今回の転勤は急なこととて、ゆっくりごあいさつにも伺えませんでした。
何分にも若い二人のこととて、皆様のご指導をお願い申し上げます。
弟は昔から両親に手を焼かせていましたが、ついに家出をして、警察のやっかいにまでなるしまつです。
準備のまずさから、その計画は大失敗のしまつだった。
信頼して彼に仕事を任せていたのに、このしまつだ。
科学の力で同じ遺伝子を持つ人間を造り出すなど、考えるだに恐ろしいことだ。
人類が月に行けるがくるなんて、100年前には想像だにしなかったことだ。
夏の暑い日、風もなく、樹々の葉は微動だにしない。
教師たる者、学生に対して常に公平であるべきだ。
私利を求める人に政治家たる資格はない。
自分の命を犠牲にして多くの人を救ったあの男が英雄でなくてなんだろう。
受験戦争、いじめ、これらが日本の教育のひずみでなくなんであろう。
お二人の幸せをお祈りしてやみません。
君たちの努力を期待してやまない。
環境破壊と相まって、水や空気の汚染が進んでいる。
コーチの指導力と選手のやる気が相まって、優勝できた。
実力と運とが相まって、彼を成功に導いた。
ゴールデンウイークといっても、我が家ではせいぜい日帰りで郊外に出かけるというところだ。
パーティーの参加者は、70人から80人といったところでしょう。
医者の一言は私を不安にさせないではおかなかった。
今度こそ、本当のことを言わせないではおかないぞ。
宇宙飛行士の長期間の訓練にはいかに苦労が多いか、想像にかたくない。
子供を亡くした親の悲しみは、察するにかたくなる。
優等生の彼女にして解けない問題なのだから、凡才のわたしにとけるわけがない。
この味は経験を積んだプロの料理人にしてはじめて出せる味だ。
彼は出版社の社長にして詩人でもある。
全社員の前で仕事上の大きなミスを指摘され、赤面の至りだ。
こんな立派な賞をいただきまして、光栄の至りです。
若気の至りで、あんな大きなことをいってしまい、本当に恥ずかしい。
遠いところをわざわざお起しいただきまして、恐縮の極みでございます。
徹夜続きで、疲労の極みに達している。
喫煙はひとり本人に有害であるのみならず、周囲の者にとっても、有害かつ迷惑なものである。
リーさんのかかえている問題は、ひとり彼女が悩んでいるだけでなく、ほかの留学生たちにも共通の問題である。
出世数の減尐は、ひとり日本のみならず、西欧諸国においても同様にみられる傾向である。
朝の連続ドラマに主演したのを皮切りに、彼女はスターへの道を歩み始めていた。
競技場では、100メートル競走を皮切りにとして、次々に熱戦がくり広げられた。