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新编日语教程 第一册 会话文

新编日语教程01 会話文
東京日本語学校/ 王小華、ダニエル
ダニエル:おはようございます。
王小華:おはようございます。はじめまして。
ダニエル:わたしはダニエルです。イギリス人です。あなたのお名前は?
王小華:わたしは王です。中国人です。
ダニエル:王さんは留学生ですか。
王小華:はい、そうです。東京日本学校の留学生です。ダニエルさんは?
ダニエル:わたしも留学生です。
王小華:ダニエルさんは新入生ですか。
ダニエル:いいえ、そうではありません。二年生です。
王小華:わたしは新入生です。よろしくお願いします。
ダニエル:こちらこそ。どうぞ、よろしくお願いします。
田中先生:こんにちは。
王 小華:こんにちは。それは何ですか。
田中先生:これは日本語の教科書です。 王さんたちの教科書です。
王 小華:あれは何の辞書ですか。
田中先生:あれは中国語の辞書です。 日本語の辞書ではありません。 あの辞書はわたしのです。
(丹尼尔从较远的地方挥动着手说。)
ダニエル:こんにちは。
田中先生:彼は誰ですか。
王 小華:ダニエルさんです。わたしの先輩(せんぱい)です。
ダニエル:先生、はじめまして。
田中先生:はじめまして。
ダニエル:王さんの先生ですね。
王 小華:はい、そうです。ダニエルさんは。
ダニエル:鈴木先生のクラスです。女性の先生です。
田中先生:では、二年生のクラスですね。
ダニエル:はい、そうです。よろしくお願いします。
ダニエル:こんにちは。
王 小華:あっ、ダニエルさん。ちょうどよかった。
ダニエル:どうしましたか。
王 小華:図書館はどこですか。この建物ですか。
ダニエル:いいえ。その建物は図書館ではありません。 学生食堂です。図書館はあそこです。 体育館(たいいくかん)の近くです。
王 小華:ありがとうございました。
ダニエル:いいえ、どういたしまして。
王 小華:あっ、ついでにすみません。
ダニエル:はい。
王 小華:図書館は初めてなんです。図書館の利用代金(りようだいきん)はいくらですか。
ダニエル:学生は無料(むりょう)ですよ。 よろしければ、一緒に行きましょう。
王 小華:ありがとうございます。助(たす)かります。
ダニエル:おはようございます。
王 小華:ダニエルさん。先日、どうもありがとうございます。
ダニエル:いいえ、どういたしまして。授業(じゅぎょう)は始まりました

か。
王 小華:はい。昨日は始業式でした。授業は今日から始まりました。
ダニエル:午後の授業は何時に終りますか。
王 小華:4時に終わります。ダニエルさんは?
ダニエル:わたしも4時です。
王 小華:よろしければ一緒に帰りませんか。
ダニエル:あっ、今日はアルバイトがあるんです。
王 小華:何のアルバイトですか。
ダニエル:英語塾(じゅく)の講師(こうし)です。
王 小華:英語の先生ですか。何時から何時までですか。
ダニエル:4時半から7時半までです。
王 小華:毎日ですか。
ダニエル:いいえ。月曜日から金曜日までです。土日は休みです。
※二日間連休(ににちかんれんきゅう)
ダニエル:王さん。
王 小華:あ、ダニエルさん。
ダニエル:今週末(まつ)の土曜日に、日本人のお友達と花見に行くんです。
王 小華:桜ですね。
ダニエル:そうです。王さんも行きませんか。
王 小華:何時からですか。
ダニエル:午前8時に出発します。地下鉄で40分かかるんです。
王 小華:どこに行くんですか。
ダニエル:上野公園へ行きます。
王 小華:ああ、有名ですよね。映画で見ました。
ダニエル:じゃあ、王さんも行きますね。
王 小華:ぜひ行きます。日本人のお友達も一緒ですよね。とても楽しみです。
ダニエル:では、土曜日の朝8時前に、わたしたちの学校の正門に集まりましょう。
王 小華:わかりました。よろしくお願いします。
ダニエル:木村さん、松嶋(まつしま)さん。
木 村:あ、おはようございます。
ダニエル:すいません。約束の時間を過(す)ぎましたね。
木 村:大丈夫ですよ。
松 嶋:実は、わたしたちもさっき来ました。
ダニエル:そうですか。あ、こちらは王小華さんです。
王 小華:はじめまして。よろしくお願いします。
ダニエル:王さん、こちらは木村さん。隣が松嶋さん。
松 嶋:よろしくお願いします。
木 村:田中先生は。
ダニエル:先生は車で来ます。少遅れます。後携帯電話で連絡をとります。わたしたちは先に行きましょう。
木 村:王さんは上野公園は初めてですか。
王 小華:はい。上野公園は桜の名所(めいしょ)ですよね。映画で見ました。
松 嶋:さあ、着(つ)きましたよ。
王 小華:うわぁ!
木 村:王さん、どうですか。すごいでしょう。
ダニエル:僕も 去年は、驚きました。
王 小華:日本の桜は 本当素晴らしいですね。感動しました。
松 嶋

:たくさん人が いるでしょう。
王 小華:とても にぎやかですね。
松 嶋:普通、このように 木の下で、みんな宴会(えんかい)します。
王 小華:ええっ。これが 普通なんですか。面白いですね。
ダニエル:今日、わたしたちも 宴会しますよ。
王 小華:ええっ。本当ですか。
木 村:本当ですよ。場所もとりました。
王 小華:わざわざ、ありがとうございます。
木 村:どういたしまして。家が近いんです。浅草に 僕の家が あります。
(桜の木の下/ 王小華、ダニエル、木村くん、松嶋さん)
ダニエル:では、わたしたちの宴会を 始めましょう。
王 小華:でも、お弁当や飲物が ありませんね。
木 村:コンビニお弁当が ありますよ。
松 嶋:王さん、一緒に コンビニに 行きませんか。
王 小華:はい、行きましょう。
(コンビニ / 王小華、松嶋さん)
松 嶋:中国にも コンビニは ありますよね。
王 小華:ええ。でも、日本のコンビニは 本当に いろいろな物が ありますね。お花見のお弁当が たくさん あります。
松 嶋:今は お花見の季節ですからね。
王 小華:飲物も 買いましょう。
松 嶋:ビールもね。男性は 必ず飲みますから。
王 小華:ははは。そうですね。
王 小華:本当に 上野公園は にぎやかな公園ですね。
木 村:あ、あそこで 相撲を とりますよ。
ダニエル:面白そうですね。
木 村:ダニエルさんは 他に 日本のどんなスポーツを 見ますか。
ダニエル:野球を 見ますね。でも、ルールが あまりわかりません。
木 村:ダニエルさんは イギリスの人ですから、サッカーが好きですね。
松 嶋:王さんは 日本のどんなものが 好きですか。
王 小華:歌謡曲(かようきょく)をよく聞きます。
ダニエル:田中先生は歌が上手(うま)いですよ。プロ並(なみ)です。
木 村:そう言えば、田中先生はまだ来ませんね。
ダニエル:さっき、携帯電話で連絡をとりました。もうすぐ来ます。
田中先生:遅れました。ごめんなさい。
松 嶋:「うわさをすれば影」ですね。
王 小華:ふふふ…。
(上野公園/ 王小華、ダニエル、木村くん、松嶋さん、田中先生)
王 小華:本当に 上野の公園は 素晴らしい公園ですね。
田中先生:上野公園は博物館(はくぶつかん)や美術館や動物園もあるんですよ。
ダニエル:国立(こくりつ)博物館も 上野公園にありますよね。
王 小華:ここから 近いですか。
田中先生:近いですよ。これから 行きまし

ょうか。
ダニエル:ぜひ、行きましょう。
木 村:国立博物館には 色々な展示物(てんじぶつ)があります。古代(こだい)からの日中友好(ゆうこう)の歴史が わかりますよ。
王 小華:面白そうですね。
(ファーストフードレストラン / 王小華、木村くん、松嶋さん)
松 嶋:王さん、東京にもう慣れましたか。
王 小華:はい、お陰様で。
木 村:東京の印象はどうですか。
王 小華:う~ん…そうですね。「静か」という印象ですかね。
松 嶋:東京が静か…ですか。
木 村:松嶋さん、上海は活気(かっき)があるんですよ。東京は上海より確(たし)かに静かです。
松 嶋:そういえば、木村さんは去年上海に行きましたよね。
木 村:上海のテレビ塔(とう)は東京タワーよりも高いんですよ。 また、上海のリニアモーターカーは世界で一番速(はや)い列車(れっしゃ)です。
王 小華:でも、東京は上海より地下鉄も電車も車も多いです。 どうして東京は静かなんですかね。
松 嶋:人口は東京と上海とどちらが多いんですか。
木 村:同じくらいでしょう。人口密度は、上海より東京のほうが多いかもしれません。
松 嶋:ふうん…なら、どうして静かなんでしょうね。
王 小華:東京の人はとても規律(きりつ)正(ただ)しいですよね。
木 村:なるほど。例えば、公共の場では携帯電話の使用は禁止ですよね。それに東京の人は確かにルールをよく守ります。
王 小華:すごいですよね。それが「静か」な原因かもしれません。
木 村:でも僕は日本の厳しい社会よりも中国の大らかな社会のほうが好きですね。
(松嶋さんの部屋/ 王小華、松嶋さん)
松 嶋:三日後(みっかご)、ゴールデンウィークになりますね。王さんはもう予定を決めましたか。
王 小華:はい、東京を観光(かんこう)します。
松 嶋:上野公園は行きましたね。
王 小華:はい、先週、ディズニーランドも行きました。
松 嶋:じゃあ、次は東京タワーかな。あっ、でも上海には東京タワーよりも高いテレビ塔がありましたね。あまり面白くないかしら…。
王 小華:でも、それぞれ景色(けしき)が違いますからね。
松 嶋:海へ行くのはまだ早いですね。まだ暑くなりませんから。
王 小華:東京は6月頃(ころ)からようやく暑くなりますよね。
松 嶋:思い切って、東京郊外(こうがい)はどうですか。例えば富士山とか。
王 小華:日本で一番高い山ですよね。でも、少し遠い

ですね。
松 嶋:あ、ちょうどテレビで「ゴールデンウィーク特集(とくしゅう)」が始まりますね。声(こえ)を大きくしましょうか。
王 小華:はい、よろしくお願いします。
(松嶋さんの部屋/ 王小華、松嶋さん)
松 嶋:「ゴールデンウィーク特集、”、“東京近郊(きんこう)の旅情報(たびじょうほう)”」かぁ。
王 小華:あっ、わたし実は、ここに行きたいんですよ。
松 嶋:えっ、鎌倉。
王 小華:はい、中国にいた時から、日本の古文化に興味があったんです。
松 嶋:え…どうしてですか。
王 小華:小さな頃から、日本の漫画が好きでした。好きな漫画の一つに武士(ぶし)が主人公(しゅじんこう)の漫画があったんです。
松 嶋:なるほど、それで「武士の都(みやこ)」の鎌倉に興味を持ったんですね。
王 小華:ぜひ、鶴岡(つるがおか)八幡宮(はちまんぐう)や円覚寺(えんかくじ)を見に行きたいです。
松 嶋:へぇ、よく知っていますね。
王 小華:中国の学校の「日本概況(がいきょう)」で勉強しました。
松 嶋:そうですか。中国の学校はすごいですね。
王 小華:鎌倉で御土産を買います。絵葉書(えはがき)がほしいんです。
(鎌倉の商店(しょうてん)/ 王小華、店員)
店 員:いらっしゃいませ。
王 小華:こんにちは。絵葉書はありますか。
店 員:絵葉書はこちらです。どうぞ、ご覧ください。
王 小華:きれいですね。
店 員:こちらの海の写真なんか、如何(いかが)ですか。とてもきれいに写(うつ)っています。
王 小華:じゃあ、これをください。
店 員:ありがとうございます。
王 小華:ほかに鎌倉の名物(めいぶつ)はありますか。
店 員:鎌倉と言えば、「鎌倉彫(ぼり)」が有名ですが…。
王 小華:とても力強(ちからづよ)い作品(さくひん)が多いですね。でも、わたしには高過(す)ぎますね。
店 員:贈り物でしたら、キーホルダーなんかお手頃ですよ。
王 小華:これなんか可愛ですね。じゃあ、これもください。
店 員:ありがとうございます。ほかに何か…。
王 小華:お薦のお菓子なんかありますか。
店 員:こちらのコーナーにございます。お饅頭(まんじゅう)なんか人気がありますよ。
王 小華:じゃあ、それを二つください。全部でいくらですか。
店 員:絵葉書セットとキーホルダーとお饅頭二つで…4800円になります。
王 小華:一万円でおつりをください。
店 員:はい、それ

では一万円からお預(あず)かりします。五千と二百円のお返(がえ)しです。お客さん、外国の方ですか。
王 小華:はい、中国から来ました。
店 員:そうですか。日本語がお上手ですね。鎌倉を楽しんでくださいね。
王 小華:ありがとうございます。
(郵便局/ 王小華、郵便局員)
局 員:次の方、どうぞ。
王 小華:これを中国へ送ってください。
局 員:船便ですか、それとも航空便ですか。
王 小華:航空便でお願いします。
局 員:かしこまりました。中身(なかみ)は何ですか。
王 小華:キーホルダーとお菓子です。
局 員:それでは、ここに、お客さんのお名前とご住所を書いてください。
王 小華:はい、わかりました。送料(そうりょう)はいくらですか。
局 員:今、重(おも)さを量(はかり)ますから、少々お待ちください。
(田中先生の家/ 王小華、田中先生)
(電話の音)
王 小華:もしもし、田中先生のお宅(たく)ですか。
田中先生:はい、もしもし。田中ですが。
王 小華:あ、先生。朝(あさ)早(はや)くすみません。王です。
田中先生:ああ、王さん。どうしましたか。
王 小華:あの…今朝から頭が痛いんです。
田中先生:それはいけませんね。熱は測りましたか。
王 小華:はい、38度5分ありました。
田中先生:微熱(びねつ)ですね。
王 小華:すいませんが、休んでもいいですか。
田中先生:そうですね。今日はゆっくり休んでください。
王 小華:ありがとうございます。
田中先生:外国での生活は不便(ふべん)でしょう。何でも相談してください。
王 小華:本当にありがとうございます。すぐに病気を治して、学校に行きたいと思います。
田中先生:王さんの帰りを待っていますよ。それでは、お大事に。
(病院/ 王小華、お医者さん)
医 者:はい、次の方どうぞ。
王 小華:はい、よろしくお願いします。
医 者:王さんですね。わたしの日本語がわかりますか。
王 小華:はい、大丈夫です。
医 者:今日はどうしましたか。
王 小華:熱があって、頭が痛いんです。
医 者:ちょっと口の中を見せてください。…ああ、大分(だいぶ)のどが腫(は)れてますね。風邪ですね。薬を出(だ)しましょう。
王 小華:ありがとうございます。
医 者:一日3回、食後に飲んでください。今は風邪流行(はや)っていますから、あまり夜遅くまで勉強してはいけませんよ。
王 小華:はい、わかりました。慌(あわ)てて勉強べしても

、日本語が上手(うま)くなりませんでしょうしね。それでは失礼します。
医 者:はい、どうぞ、お大事に。
(東京日本語学校/ 王小華、ダニエル)
ダニエル:王さん、お久しぶりです。
王 小華:あ、ダニエルさん。こんにちは。
ダニエル:風邪をひいているそうですね。大丈夫ですか。
王 小華:はい、お陰様で、もう治りました。
ダニエル:それはよかった…心配しましたよ。
王 小華:ご心配かけてすみませんでした。よろしければ、お昼ご飯を一緒にしませんか。
ダニエル:いいですね。僕も一人だったんです。どこで食べますか。
王 小華:あのう…学生食堂ではいけませんか。
ダニエル:別にいいですけど、たまには別の所で食べませんか。
王 小華:わたし、学生食堂が大好きなんです。
ダニエル:「安くて美味しい」からでしょう。
王 小華:ふふ…そうなんです。丼物(どんぶりもの)なんて最高(さいこう)ですよね。
ダニエル:そうですか。僕は定食物(ていしょくもの)のほうが好きですけど。
王 小華:ははは…西洋人(せいようじん)と東洋人(とうようじん)の文化の違いでしょうね。
ダニエル:ははは…確かに、そうかもしれませんね。
(学生食堂/ 王小華、ダニエルさん、食堂の職員(しょくいん))
ダニエル:うわぁ…混んでいますね。
王 小華:そうですね。学生食堂を選んで失敗したかしら…。
ダニエル:すぐに席が空(あ)くでしょう。二人分の席でいいんですから。
王 小華:あっ、空いた。
ダニエル:僕が場所を押(お)さえますから、王さんは先に売り場に並(なら)んでください。
王 小華:ありがとうございます。ダニエルさんの分も注文しますよ。何がいいですか。
ダニエル:「ハンバーグ定食」をお願いします。
王 小華:わかりました。え~っと、わたしは何を食べようかしら。
食堂職員:はい、次の方どうぞ。
王 小華:今日の「日替(ひが)わり定食」は何ですか。
食堂職員:「コロッケとエビフライのセット」ですね。
王 小華:美味しそうだなぁ…。でも、いいや丼物(どんもの)で。あの…「カツ丼」と「ハンバーグ定食」をお願いします。
食堂職員:はい。二つで520円です。
王 小華:あ、それからコーヒーを二杯ください。
食堂職員:え~、コーヒーは一杯90円ですから…。
ダニエル:王さん、まだですか。お腹空きましたよ。
王 小華:は~い。すぐ行きます。
(田中先生の家の玄関(げんかん )/ 王小華、田中先生、ダ

ニエルさん、木村くん、松嶋さん)
四 人:ごめんください。
田中先生:ああ、みんな来ましたね。いらっしゃい。
王 小華:今日はお招きありがとうございます。
田中先生:料理を作って、待っていましたよ。
木 村:えっ、田中先生、料理できるんですか。
ダニエル:知らなかったんですか。とてもお上手なんですよ。
王 小華:とても楽しみです。
田中先生:すぐに食べることができますよ。食卓(しょくたく)のほうへ来てください。
松 嶋:うわぁ、すごいですね。
田中先生:たいしたことありませんよ。
木 村:いいえ、すごいですよ。男一人でこんなにたくさんの種類を作ることができるんですから。
田中先生:木村くんは料理ができますか。
木 村:いいえ、料理は苦手です。
(田中先生の家の食卓)
木 村:ああ…もう、お腹いっぱいです。
王 小華:本当に美味しかったですね。
松 嶋:今度、わたしに作り方を教えてくださいませんか。
田中先生:いいですよ。今日の料理は、みんな簡単に出来(でき)ますよ。
王 小華:わたしにも、ぜひ教えてください。
田中先生:王さんは何か中国料理が出来ませんか。
王 小華:ギョーザしかつくることが出来ません。
田中先生:ギョーザを作ることが出来るんですか。すごいですね。それなら、先生は王さんに日本料理を教えますから、王さんは先生にギョーザの作り方を教えてくださいね。
王 小華:はい、わかりました。
木 村:なんだか、楽しそうですね。いいなぁ…。
ダニエル:木村さんは仕方ないですよ。何も作つくることができないで、ただ食べるだけなんですから。少しは田中先生を見習(みなら)うべきですよ。
木 村:ひどいなぁ。ダニエルさん、少し言い過ぎですよ。あまり苛(いじ)めると怒(おこ)りますからね。
全 員:はははは…。
(学校の図書館/ 王小華、ダニエルさん、田中先生)
ダニエル:王さん、毎日、一生懸命(いっしょうけんめい)ですね。
王 小華:あ、ダニエルさん。何しろ初めてのテストですから緊張しているんです。
ダニエル:王さんは普段(ふだん)から真面目(まじめ)ですから、大丈夫ですよ。
王 小華:ところで、ダニエルさん、日本語を話すのが、とてもお上手ですよね。日本へ来る前は勉強していたんですか。
ダニエル:実は、日本人の家庭教師に教(おそ)わっていたんです。
王 小華:なるほど。だから、ダニエルさんの発音(はつおん)はとても綺麗なんですね。

ダニエル:ロンドンで働(はたら)いている駐在員(ちゅうざいいん)の奥さんでした。話し方がとてもゆっくりなんですよ。
王 小華:日本語は、ゆっくり話すのが上品(じょうひん)なんですよね。
田中先生:こんにちは。頑張ってますね。
ダニエル:あ、田中先生。先日はありがとうございました。
王 小華:田中先生も家庭教師に料理を教わったんですか。
田中先生:はあ?
(喫茶店/ 王小華、ダニエルさん、田中先生)
田中先生:ははは…なるほど。それで、「家庭教師に教わったんですか」と聞いたんですね。
王 小華:はい、すみません、可笑しなことを言ってしまって…。
ダニエル:それほど先生の料理が本格的(ほんかくてき)だったということですよね。
田中先生:う~ん…強(し)いて言えば、大学時代に、料理をつくることができる環境(かんきょう)にいたんですよ。
王 小華:と、言いますと。
田中先生:日本の大学生は一般的(てき)にクラブ活動(かつどう)に参加(さんか)するのを知っていますよね。学生時代、先生はクラブ活動の合宿(がっしゅく)練習の時に炊事係(すいじがかり)をしていたんです。
ダニエル:なるほど。毎日、人のために料理を作ったんですね。
王 小華:ところで、先生が参加したのは何のクラブですか。
田中先生:野球部です。同級生(どうきゅうせい)の中にはプロで活躍(かつやく)している選手(せんしゅ)もいますよ。
王 小華:えっ、本当ですか。試合をぜひ見に行きたいなぁ…。
田中先生:珍(めずら)しいですね。留学生で日本の野球に興味がある人は少(すく)ないでしょう。じゃあ、今度、大学野球でも見に行きましょうか。
王 小華:やったぁ!
ダニエル:王さん、こういうことがありますから、学校生活は面白いですよね。
王 小華:ええ、テストや苦(くる)しいこともありますけど、学校へ通(かよ)うのは本当に楽しいです。
…わたしは日本の留学生活が大好きです。

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